2013年10月7日月曜日

マン・オブ・スティール

 
 
★★★
 
「ダークナイト」のクリストファー・ノーランが製作、「300 スリーハンドレッド」のザック・スナイダー監督のメガホンでリブートされた新たな「スーパーマン」。無敵の能力を備えながらも、それゆえに苦悩して育った青年クラーク・ケントが、いかにしてスーパーマンとして立ち上がったのか、これまで描かれてこなかったスーパーマン誕生の物語を描く。クラーク・ケント=スーパーマンに、新鋭ヘンリー・カビルを抜てき。育ての親ジョナサン・ケントにケビン・コスナー、生みの親ジョー=エルにラッセル・クロウ、ヒロインのロイス・レインにエイミー・アダムス、仇敵ゾッド将軍にマイケル・シャノンなど豪華キャストが集結。脚本に「ダークナイト」3部作のデビッド・S・ゴイヤー。音楽も「ダークナイト」や「インセプション」など、近年のノーラン作品を手がけているハンス・ジマーが担当。(http://eiga.com/movie/53194/より)
 
MARVELファンであるため(?)今までスーパーマンを観たことがなかった。
とかいってバットマンシリーズはティム・バートン版も観ているのだが。

 
『ウォッチメン』『エンジェル・ウォーズ』と「面白いはずなのに、なんだか微妙感が拭えない監督」の印象が強いザック監督だが、本作は面白い…はずなんだけどやっぱ微妙な作品だ。
 
まず個人的に好きな点を挙げると、
・バトルシーンはめちゃくちゃカッコいい
・育ての親がむちゃくちゃ立派で魅力的
・特にケビン・コスナーが素晴らしい(普通に主役超えでカッコいい)
くらいだ。3つだけかよ。
 
逆に嫌い…とまではいかないが微妙だなぁと思う点はかなりある。
ネタバレになってしまうのであまり言えないが、予告編からもわかる通り全体的にシリアスな空気が充満しており、そこに乗れるかどうかでかなり評価が分かれてしまう。
 
だってあのマント姿で真剣に会話を交わされても正直感情移入できない(超個人的意見)。
敵も味方も本気で会話を交わしている姿を見ると、ちょっとバカバカしく感じてしまう。
 
けれども観終えて劇場を出た後はとても満足していた。
後日観たウルヴァリンの衝撃が大き過ぎてこちらの印象がしぼんでしまったのが低評価の大きな要因だ。
 
しかし今後のシリーズ展開ではバットマンも出てくるとのことで、「ジャスティスリーグ」が我らがアヴェンジャーズを超えることができるのか、非常に楽しみではある。
 
このように金払って予告編を観る、という感覚はアメコミ作品では常識である。

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